英会話教室Kerria(ケリア)です
イタリア・バチカン市国の旅。。。
午前中に喉カラカラの
庭園ツアーを済ませた後は
お昼ご飯をするべく
一旦建物から出ることにしました
はぁ…やっと
外の空気が吸える。。。
そんな気分にさえなりました
それが、間違いだったとは
そのときは知るよしもなく。。。
お昼を済ませ、休憩をした後は
気を取り直し、再度
中の美術館を見学です
チケットを通しました
BEEP!!
ん??
もぅ一度。。。
BEEP!!
通らないぞ。。。
機械が壊れてるのか??
係の人が来ました
「チケット見せてください…
もしかして一度中に入って
出たんですか??
チケットのエントランスは
一度きりになってますからね、
再入場の際はもう一度
新しくチケットを買ってください」
何だと~~~
ってチケットをよく見たら
老眼なら絶対読めっこない程の
小さな字で記載がある
チケットブースでは必死に
我々の無罪を主張したものの
チケット販売の女は
両手を挙げ、
「貴女方、入場は10時でしょう??
あれからだって3時間は経ってるじゃない、
チケット買わなきゃ入場は無理よ」
となんとも冷たい対応。。。
バチカンには神の愛も
慈悲などもありません
免罪符買えってか!!
と、怒りその③
同行者のYさんに
「€17だから、ね、
ここまで来たんだから
払って観ていきましょうよ」
となだめられ
渋々購入しました…
Yさんの優しさに感謝…
Yさんになだめられなければ
入場しないまま帰ったかも…
しかし、私の怒りは
今でも消化できず
フツフツしています
(シツコイ…??笑)
私の怒りは金額ではなく
彼らの姿勢とシステム
そのものです
毎日2.5~3万人もの
人々が訪れるというのですから
当然、このようなケアレスミスで
再入場支払を余儀なくされたのは
私達だけではないはずです
考えてみて下さい、
1日に2.5~3万人訪問で
一人一人が美術館見学(のみ)に
€17を支払ったとして
単純に計算しても
€4,250,000~5,100,000
日本円で換算すると
5000万円~6000万円
たったの一日で、です
そして、美術館内へ。。。
まぁなんと豪華絢爛。。。
これでまた怒りフツフツ、その④
こんなものを堂々と見せられても
信者らはなんとも思わないのか??
と不思議でなりませんでした…
そして、天才・ミケランジェロ作
フレスコ画で有名な
『システィーナ礼拝堂』へ。。。
後でアナウンスがありましたが
写真やビデオ撮影は禁止みたいです、
ってか私から言わせれば
バチカンがやってることそのものが
NO GOOD、いや、むしろ
VERY BADでしょう??
因みに、フレスコ画を描いた
天才ミケランジェロ。。。
制作は今から500年以上前、
1508-1512と言われています
壁画を依頼されたものの
ミケランジェロ氏は自身を
「彫刻師」と名乗っており、
「画家」としては別の者が相応しい、
私の友人を紹介する、と言い
断ろうとするも、
当時の教皇ユリウスに
厳命され失意の中帰宅、
渋々仕事を引き受けたようです
当時、教皇の命令は
絶対的だったので
断ることは許されませんでした
詳しい歴史の内容は
このサイトで知ることができます
Michelangelo’s Painting
of the Sistine Chapel Ceiling
How Michelangelo Painted
the Sistine Chapel
尚、ミケランジェロ作の
このフレスコ画修復作業には
多くの日本人美術家、技術者らが
関わっているとのことを
近くにいたガイドさんが
話していました
日本人の歴史に対する
リスペクト、深い知識、
そして繊細な技術が
このような遠い西の国にも
生かされていることに関しては
大きな誇りを感じます
次回はバチカン市国の
更なる恐るべき実態です。。。